温泉施設
地下750mから湧き出る源泉は、神経痛、筋肉痛、関節痛、うちみ、疲労回復等に効能があります。
- 大浴槽(源泉かけ流し;32.7℃の源泉を加温)
- 源泉風呂(32.7℃の源泉そのまま)
- 歩行浴(水深1mの歩行浴専用風呂)
- 乾式サウナ(男性用)
- 湿式サウナ(女性用)
- 福祉風呂(バリアフリー対応)※事前にご予約ください
家族風呂ではございませんのでご了承ください。
源泉かけ流しの大浴場
32.7℃源泉そのまま源泉風呂
水深1mの歩行浴
サウナ(男性・乾式 / 女性・湿式)
バリアフリー対応福祉風呂
利用料金・営業時間
- 利用料金(入館料、入浴料含む)
-
- 一般 420円
-
- 宮崎市内在住の60歳以上の高齢者(要証明) 330円 令和6年6月1日より420円
-
- 3歳以下は無料
- 以下の方は230円(令和6年6月1日より330円)となります。
-
- 中学生以下
- 障がい者手帳をお持ちの方
- 上記の介添者(1人につき1名)
- 営業時間
- 10時~21時
- 休館日
- 毎週火曜日 火曜日が祝祭日の場合は翌日
温泉分析書
-
1.申請者
宮崎市橘通西1丁目1番1号
宮崎市役所
宮崎市長 戸敷 正 -
2.源泉名及湧出地
宮崎市自然休養村センター
宮崎市大字加江田6896番地 -
3.湧出地における調査及び試験成績
- (イ) 調査及び試験者
- 宮崎県衛生環境研究所 上原直美、野口翔、川末節子
- (ロ) 調査及び試験年月日
- 平成31年1月8日
- (ハ) 泉温
- 32.5℃(調査時お気温15℃)
- (ニ) 湧出量
- 221.6 l/min 動力
- (ホ) 知覚的試験
- 無色橙明無臭弱塩味
- (ヘ) pH値
- 8.2
- (ト) 電気伝導率
- 0.46 S/m (25℃)
- (ト) ラドン(Rn)
- 1.0 Bq/kg
-
4.試験室における試験成績
- (イ) 試験者
- 宮崎県衛生環境研究所 高山清子、川末節子
- (ロ) 分析終了の年月日
- 平成31年2月8日
- (ハ) 知覚的試験
- 無色橙明無臭弱塩味(採水後2時間)
- (二) 密度
- 1.0012 g/cm3 (20℃/4℃)
- (ホ) pH値
- 8.22
- (ヘ) 蒸発残留物
- 3.5000 g/kg (180℃)
-
5.試料1kg中の成分、分量及び組成
- (イ) 陽イオン
-
成 分 ミリグラム
mgミリバル
mvalミリバル%
mval%リチウムイオン(Li+) 0.7 0.10 0.17 ナトリウムイオン(Na+) 1358 59.09 98.57 カリウムイオン(K+) 8.9 0.23 0.38 アンモニウムイオン(NH4+) 1.7 0.09 0.15 マグネシウムイオン(Mg2+) 2.1 0.17 0.28 カルシウムイオン(Ca2+) 5.3 0.26 0.43 バリウムイオン(Ba+) 0.4 0.01 0.02 陽イオン計 1378 59.952 100.00 - (ロ) 陰イオン
-
成 分 ミリグラム
mgミリバル
mvalミリバル%
mval%ふっ化物イオン(F–) 1.7 0.09 0.15 塩化物イオン(C1–) 1386 39.10 65.29 臭化物イオン(Br–) 4.2 0.05 0.08 よう化物イオン(I–) 8.6 0.07 0.12 炭酸水素イオン(HCO3–) 1079 17.68 29.52 炭酸イオン(CO32-) 86.9 2.90 4.84 陰イオン計 2566 59.89 100.00 - (ハ) 遊離成分
-
非解離成分 ミリグラム
mgミリモル
mmolメタケイ酸(H2SiO3) 21.3 0.27 メタホウ酸(HBO2) 117.4 2.68 非解離成分計 138.7 2.95 溶存物質(ガス性のものを除く) 4.083g/kg
溶存ガス成分 ミリグラム
mgミリモル
mmol遊離二酸化炭素(CO2) 検出しない 遊離硫化水素(H2S) 検出しない 溶存ガス成分計 検出しない 成分総計 4.083g/kg
- (二) その他微量成分
-
鉛イオン
硫酸イオン0.05mg/kg
0.05mg/kgアルミニウム、鉛イオン、マンガンイオン、銅イオン、総クロム、亜鉛イオン、カドミウムイオン、チオ硫酸イオン、総ヒ素 以上9成分 0.01mg/kg未満 総水銀 0.0005mg/kg未満
-
6.泉 質
ナトリウム―塩化物・炭酸水素塩温泉
(低張性弱アルカリ性低温泉) -
7.禁忌症、適応症
平成31年2月8日
宮崎県知事登録1
宮崎市学園木花台西2丁目3-2
宮崎県衛生環境研究 所長 有島 勉
温泉分析書別表 温泉の禁忌症及び利用上の注意
宮崎県衛生環境研究所
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1.源泉名
- 宮崎市自然休養村センター
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2.泉質
- ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉
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3.泉温(℃)
- 32.5℃
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4.分析年月日
- 平成31年2月8日
-
5.分析機関名および登録番号
- 宮崎県衛生環境研究所 宮崎県知事登録1
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6.浴用における禁忌症及び注意事項
-
-
① 禁忌症
- 病気の活動期(特に熱のあるとき)、活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい場合、少し動くと息苦しくなるような重い心臓又は肺の病気、むくみのあるような重い腎臓の病気、消化管出血、目に見える出血があるとき、慢性の病気の急性増悪期
-
② 適応症
- 筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(間接リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、皮膚乾燥症
-
③ 注意事項
-
温泉の浴用は、以下の事項を守て行う必要がある。
ア 入浴前の注意
-
- (ア)
- 食事の直前、直後及び飲酒後の入浴を避けること。酩酊状態での入浴は特に避けること。
- (イ)
- 過度の疲労時には体を休めること。
- (ウ)
- 運動後30分程度の間は身体を休めること。
- (エ)
- 高齢者、子供及び身体の不自由な人は、1人での入浴は避けることが望ましいこと。
- (オ)
- 浴槽に入る前に、手足から掛け湯をして温度に慣らすとともに、身体を洗い流すこと。
- (カ)
- 入浴時、特に起床直後の入浴時などは脱水症状等にならないよう、あらかじめコップ一杯程度の水分を補給しておくこと。
イ 入浴方法
-
(ア) 入浴温度
- 高齢者、高血圧症若しくは心臓病の人又は脳卒中を経験した人は、42℃以上の高温浴を避けること。
(イ) 入浴形態
- 心肺機能の低下している人は、全身浴よりも半身浴又は部分浴が望ましいこと。
(ウ) 入浴回数
- 入浴開始後数日間は、1日当たり1~2回とし、慣れてきたら2~3回まで増やしてもよいこと。
(エ) 入浴時間
- 入浴温度により異なるが、1回当たり、初めは3~10分程度として、慣れてきたら15~20分程度まで延長してもよいこと。
ウ 入浴中の注意
-
- (ア)
- 運動浴を除き、一般に手足を軽く動かす程度にして静かに入浴すること。
- (イ)
- 浴槽から出る時は、立ちくらみを起こさないようにゆっくり出ること。
- (ウ)
- めまいが生じ、又は気分が不良となった時は、近くの人に助けを求めつつ、浴槽から頭を低い位置に保ってゆっくり出て、横になって回復を待つこと。
エ 入浴後の注意
-
- (ア)
- 身体に付着した温泉成分を温水で洗い流さず、タオルで水分を拭き取り、着衣の上、保温及び30分程度の安静を心がけること(ただし、肌の弱い人は、刺激の強い泉質(例えば酸性泉や硫黄泉等)や必要に応じて塩素消毒等が行われている場合には、温泉成分等を温水で洗い流した方がよいこと。)。
- (イ)
- 脱水症状等を避けるため、コップ一杯程度の水分を補給すること。
オ 湯あたり
- 温泉療養開始後おおむね3日~1週間前後に、気分不快、不眠若しくは消化器症状等の湯あたり症状又は皮膚炎などが現れることがある。このような状態が現れている間は、入浴を中止するか、又は回数を減らし、このような状態から回復を待つこと。
カ その他
- 浴槽水の清潔を保つため、浴槽にタオルを入れないこと。
-
7.飲用における適応症及び注意事項 (※ 温泉を公共の飲用に供する場合は、飲用の許可を受けること。)
-
① 適応症
- 胃十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、耐糖能異常(糖尿病)、高尿酸血症(痛風)、萎縮性胃腸炎、便秘
② 注意事項
-
温泉は、湧出後、時間の経過とともに変化がみられるため、地中から湧出した直後の新鮮な温泉が最も効用があるといわれているが、それぞれの泉質に適する用い方をしなければ、かえって身体に不利に作用する場合もあるので、温泉の引用は以下の事項を守って行う必要がある。なお、温泉を飲用に供する場合は、当該施設の設置者等は新鮮な温泉を用いるとともに、源泉及び飲料施設については十分な公衆衛生上の配慮を行う必要がある。
- ア
- 飲泉療養に際しては、専門的知識を有する医師の指導を受けること。また、服薬治療中の人は、主治医の意見を聴くこと
- イ
- 15歳以下の人については、原則的には飲用を避けること。ただし、専門的知識を有する医師の指導を受ける飲泉については例会とすること。
- ウ
- 飲泉は決められた場所で、源泉を直接引いた新鮮な温泉を飲用すること。
- エ
- 温泉飲用の1回の量は一般に100~150mL程度とし、その1日の総量を200~500mLまでとすること。
1日に12mLを超えて飲用する場合 : 甲状腺機能亢進症
- オ
- 飲泉には、自身専用又は使い捨てのコップなど衛生的なものを用いること。
- カ
- 飲泉は一般に食事の30分程度前に行うことが望ましいこと。
- キ
- 飲泉場から飲用目的で温泉水を持ち帰らないこと。
- ク
- 飲用する際には、誤嚥に注意すること。
- (注)
- 誤嚥とは、うがいや焦って飲むことなどにより、肺や気管に水分を吸い込んでしまうことをいう。
なお、嚥下障害を発症している人は飲泉を行わないこと。